「証券」とは!!
【証券とは何か?】
証券とは財産の権利を持っていることを証明する文書を指します。
財産上の権利を表す証券には、法的な効力の異なる『証拠証券』と『有価証券』の2種類があります。
《証拠証券》
証拠証券は権利があることを証明しますが、売買の対象にはなりません。買い物をしたときに受け取る『レシート』も証拠証券の一種で、買い物の事実を証明しますが、レシート自体が売買の対象となることはありません。
ほかにクリーニング店で預かる『預り証』や、保険を契約したときに受け取る『保険証券』、金融機関の『預金通帳』なども証拠証券です。
《有価証券》
一方、証券そのものに財産的な価値があるものを『有価証券』といいます。財産的権利があることを証明する役割と同時に、譲渡することによって財産的権利を他者に移転できるのが特徴です。
『株式』や『債券』『手形』『小切手』などが代表的で、保有している有価証券はそのまま譲渡できます。
《有価証券の種類》
〔資本証券〕
『株式』や『債券』、『投資信託受益証券』など資本の提供とそれに基づく権利を証明するのが資本証券です。株式を権利確定日に保有していれば配当支払いの対象となり、債券を利払日まで保有していれば利金を受け取れます。
また『資本性証券(ハイブリッド証券)』と呼ばれる、債券と株式の性質を持った証券も発行されています。例えば『劣後債』『優先株式』『優先出資証券』などが資本性証券に該当し、株式の発行数が増え過ぎて1株の価値が下がる希薄化を避けつつ、資金調達ができる方法として注目されています。投資家にとっては高いリターンを期待できるメリットがある証券です。
〔貨幣証券〕
お金と同じように扱われる『小切手』や『約束手形』『為替手形』などを貨幣証券とよびます。これらの証券を保有していると、同額のお金を請求できる権利がある状態です。
〔物財(商品)証券〕
物財(商品)証券は物と交換できる権利のある証券です。例えば買い物に使える『商品券』は、お店へ渡すと商品と交換できます。そのため物財証券の一種です。
ほかにも『貨物引換証』『倉庫証券』『船荷証券』など、荷物を受け取るときに必要な書類も、物と交換しているという点で物財証券に分類されます。
「転職」新たな門出!!
【退職を伝える前にも準備がある】
《「辞め方」「辞めるタイミング」は転職の成功・失敗を左右する》
転職は「退職」と「求職」のコンビネーション。在職中の転職活動では退職がスムーズに進まないと転職先の入社に支障が出ます。退職後の転職活動でも、辞め際のふるまいで悪い評判が立ってはせっかく築いた人脈を失ってしまうことも。転職を確実に決めるためにも円満退職を心掛けましょう。
《「辞める覚悟」を再確認する》
一度切り出した退職は初志貫徹が基本。退職の意思を示すと会社が慰留交渉をしてくる可能性があります。引き留めに応じたとしても、退職を試みた事実が社内の立場を変えてしまうこともあります。退職を伝える前に、仕事観やキャリアプランを見つめ直し、「退職の覚悟」を再確認しましょう。
《「現職場へ迷惑を掛けない」ためにベストを尽くす》
円満退職のためには在職中の業務を最優先することが鉄則。退職の意向を伝えてから退職日を迎えるまでには複数の行程があり、調整が生じます。給料をもらっている間はその会社の一員です。会社への負担を最小限に抑えることを第一に、マナーをわきまえた対応で最後まで社会人としての誠意を見せましょう。
《転職活動「全体の流れ」をスケジュールに組む》
退職は相手(辞める会社)があることなので、場当たり的な行動は禁物。転職活動を全体の流れでとらえ、行程ごとの懸念事項を洗い出し、順序立てて対策することが大切です。まずは「求職」を視野に入れたプランニングから始め、自分なりのスケジュールを組み立てることをおすすめします。
《退職日の設定と退職願の提出》
退職日は業務の流れなどを考慮し、直属の上司と話し合って決める。退職願は退職が正式に認められた後、退職日の2週間前までに直属の上司に手渡しする。
退職に伴う公的手続き(税金・年金・健康保険・雇用保険など)はこのころから概要を確認しておこう。退職後に求職活動をする場合は、会社が行っていた手続きを自ら行うため、提出期限や提出物の有無、管轄先について事前に把握しておく。
《残務整理・引継ぎ》
退職日まで引継ぎを完了するための「引継ぎスケジュール」を作成し、進捗を計りながら進める。
引継ぎは後任者との実作業はもちろん、業務の内容・目的・フローを「引継ぎノート」にまとめて引き渡す。作業リスト、関係先リスト、トラブル事例なども併せて明文化すると、仕事の全体像が伝わるだろう。
取引先によっては後任者や上司とあいさつに伺い、自分が辞めた後も業務が滞りなく進むことを説明する。いらぬ心配を掛けないことも社会人のマナーと心得よう。
《退職当日・退職後》
経費精算や各種手続きなどがあるので退職当日の出勤は早めに。
身の回りの整理整頓は備品と私物の混同に注意する。情報の持ち出し、取引先から受け取った名刺のファイルなどのコピーは厳禁。「立つ鳥跡を濁さず」を実践しよう。
退職しても関係先とどんな形でかかわるか分からないので、社内外へのあいさつは丁重に。退職が決まった時点から準備を進め、退職時にすぐに出せるようにしておく。形式はメール送信とあいさつ状(はがき)がある。お世話になった方には必ずあいさつ状を送ろう。
「証券会社」どんな会社!!
【証券会社って何をする会社】
《ブローカー業務》
ブローカー業務」は、株式を買いたい・売りたいという人々の注文を広く受け付け、それを証券取引所に伝えるという、いわば人々の代わりに取引を成立させる仕事だ。これは証券会社の本業中の本業といえる。仲介したときに人々から受け取る手数料は、証券会社の大きな収入源だ。
《ディーラー業務》
証券会社はまた、売り買いを仲介するだけではなくて、証券会社自身のお金で株式を売ったり買ったりするという仕事もしている。これを「ディーラー業務」っていう。株式などを売買することで収益を得たり、また証券会社自身が取引に参加することで、売買が成立しやすくなるようにしているんだ。
《アンダーライティング業務》
株式は、「会社がお金を集めるための道具」です。
会社が株式を発行してお金を集めるのを手助けするのも、証券会社の大事な仕事です。株式を発行した会社は、株式を買ってくれる人を自分で探してもいいけれど、それには手間も時間もかかって大変です。そこで、株式の専門家である証券会社に、株式を買ってくれる人を探してもらいます。
株式を発行した企業から、株式を買い取って、それを広く人々に売る仕事を「アンダーライティング業務」です。
《セリング業務》
新たに発行された株式を一時的に預かって、買ってくれる人を探して売る仕事を「セリング業務」といいます。
この4つを全部やっている証券会社を「総合証券会社」といいます。
結婚式のスタイル!!
1. 挙式+披露宴(会食)
最も一般的な結婚式のスタイル。家族や親族、会社の上司や同僚、親しい友人などを招待し、挙式と披露宴を行います。
挙式の後に披露宴を行うのが一般的ですが、披露宴の後に挙式をしたり、披露宴の途中で挙式をしたりするケースも。
会場、プラン内容ともに選択肢の幅が広く、多くの結婚式場で、挙式+披露宴スタイルのプランを用意。コロナ以降、最近でも人気の結婚式スタイルです。
2. 挙式のみ
披露宴や会食を行わず、挙式(二人が愛を誓うセレモニー)のみを行うスタイル。披露宴がないので大掛かりな準備が必要なく、費用も安く抑えられる傾向があります。
「費用を抑えたい」「大々的なお披露目は必要ないけれど、けじめはきちんとつけたい」と考えているカップルにおすすめ。
3. 披露宴のみ
親族や友人・知人への結婚報告、相手や家族を紹介するために、披露宴や会食などのパーティのみを行うスタイル。挙式を行わない場合と、別の日に挙式のみを行う場合があります。
「挙式は二人だけで行いたい」「先に入籍だけ済ませ、後日、周囲へのお披露目をしたい」という場合などに、このスタイルを選ぶことが多いです。
4. 1.5次会
披露宴ほどかしこまらず、2次会ほど砕けすぎていないパーティで、最近人気の結婚式スタイル。結婚式場に限らず、レストランやパーティルーム、ガーデンなどで気軽に開催でき、ご祝儀なしの会費制で行うことが多いです。
着席でコース料理を味わうフォーマルなスタイルから、立食でビュッフェを提供するカジュアルなものまで、二人のイメージに合わせて結婚式の内容を考えられます。
5. ナイトウエディング
夕方から夜にかけて挙式や披露宴を行うのがナイトウエディング。
夕暮れどきに挙式が始まり、日が暮れてから披露宴がスタートすることになるので、夜景やライトアップを生かしたロマンチックな結婚式ができます。
昼間の時間帯を避けることで希望の会場を押さえやすく、価格も比較的リーズナブル。平日でも夜なら結婚式に出席できるというゲストもいるため、日程の選択肢が広がるでしょう。
6. フォトウエディング
「写真撮影だけの結婚式」とも呼ばれるフォトウエディングは、挙式や披露宴をしないカップルが、記念やけじめとして選ぶことが多いです。
専門のフォトスタジオはもちろん、日本庭園やチャペル、街中や旅先、想い出の場所など、好きな場所で撮影が可能。
アルバムやムービー、結婚報告ハガキや年賀状メッセージカードなど、撮影した写真のアレンジ方法は無限大です。
「株」経済のものさし!!
【株とは何か?】
株とは正式には「株式」と言い、株式会社が資金を集めるために発行する証明書のことです。
会社が「何か事業を始めたい」と思ったら、大きな資金が必要になります。
そこで株式会社は、事業を始めるための資金を投資家たちから募ります。会社はお金を出してくれた投資家たちに、「株式」という証明書を渡します。
株を買うことで、会社が事業を行うための資金を提供。資金提供者は「株主」と呼ばれ、会社経営に携わるオーナーの1人となるのです。
【株主になると得られる権!株主優待や配当金の受取など】
株主は株を買って出資したら次の権利を得ることができます。
《株主の権利》
・株主総会に参加できる権利
・配当金を受け取る権利
・株を売る事ができる権利
・株主優待をもらう権利
『株主総会に参加する権利』
株主には、会社の経営に参加する権利があります。
実際の企業経営は経営陣の仕事ですが、株主になれば株主総会※での議決権を得て、会社の意思決定に参加できるのです。
《株主総会とは》
会社の基本的な方針や、経営に関わる重要な事項を決定する最高機関のこと。
議決権の大きさは保有している株数の多さに応じて決まり、保有株数が多いほど議決権も大きくなります。
『会社が利益を出せば株主が配当金をもらう』
株主になれば、「配当金」をもらう権利があります。
「配当金」は、株取引で儲けるためのポイント。
会社が利益を出したときに、その一部を株主に還元してくれます。会社が配当を実施している間は、継続して配当金を受け取ることができます。
『株主になれば株の売却益(キャピタルゲイン)で利益が得られる』
株主は、持っている株を売却する権利もあります。
自分が買った価格よりも高い価格で他の人に売れば、儲けが出ます。これを「キャピタルゲイン(売却益)を得る」といい、株で儲けるもっとも一般的な方法です。
多くの投資がこの「キャピタルゲイン」を目的に、株の売買をしています。「株を安く買って、高い値段で売ること」が、株で儲ける基本的な方法です。
『株を買って株主優待を入手』
株主優待制度のある会社の株主になれば、株主優待を得る権利があります。
株主優待として「自社製品」や「自社商品割引券」など、会社によって提供される商品やサービスはさまざまです。
【『証券取引所』の役割】
株は発行している企業から直接買えるわけではありません。
証券取引所を通じて、他の投資家が売りに出している株を購入するのが一般的です。
売却する時も同様で、証券取引所で株を売ります。しかし証券取引所に直接出入りするわけではありません。証券会社に仲介してもらって、株式の売買に参加するのです。
・証券取引所は「株式取引」の中心場所
・証券取引所で株を取引するには「証券会社」を仲介
・証券取引所で売買できるのは「上場企業の株」のみ
『証券会社を通じて株式取引をする場所』
株は「証券取引所」で売買されています。
日本で株の売買ができる証券取引所は、東京、名古屋、福岡、札幌の4箇所。
上場した企業の株が証券取引所に多く集まると、その株で取引したい世界中の投資家も集まります。
証券取引所に多くの株と人が集まることで、適正価格で活発な株取引ができています。
『株を買うときは、証券取引所会員の証券会社に仲介してもらう』
株を買うには、証券取引所の会員である「証券会社」の仲介が必要です。
証券会社は、株を買いたい人・売りたい人から注文を受け、証券取引所に伝えます。証券取引所に伝えられた「売りたい」注文に対して、「買いたい」注文があれば、売買が成立する仕組みです。
また証券会社によって、どの証券取引所の株を扱えるかが違います。
証券取引所4カ所すべての株を扱える証券会社もあれば、1カ所~2カ所の証券取引所しか仲介をしていない証券会社も。
『証券取引所で売買できるのは『上場企業』の株のみ』
証券取引所では、全ての株が買えるわけではありません。
各証券取引所に上場している企業の株だけが買えるのです。
「転職」で自分の目指す仕事!!
【転職】
意味ない在職だと思っていたのは、当時の自分だけで、転職後に考えてみたら、実は意味ある在職だったというものです。意味ない転職をする人の多くは、意味ある在職をしているにもかかわらず、転職のメリットだけを追いかけて転職活動してしまっている傾向があります。
人間は生きて行くだけのお金がないと生存できない 程度の差はあれど、ほとんどの人は働くことは生きるための糧と位置付けて働いているのではないでしょうか。一方、生きて行くためのお金を得られている状況がクリアできれば、さらに心に余裕ができ、正当な欲望がでてきます。誰しも、より楽な生活をしたいという願いから、転職を決めることがあります。ですが、安易な決断は意味のない転職につながることがあるので要注意です。
給料は良くなったが、仕事の内容、人間関係、拘束時間などに不満を持つようになった ここにきて、初めて前職が仕事内容、人間関係、拘束時間において優良な企業だったことがわかります。つまり、なんとなく転職したい、今よりもさらにお金を稼げるはずだという感覚は、今いる職場がいかに恵まれた職場であるかの裏返しでもあるというわけです。
【転職の目的設定~自分が求めているものだけを追求していないか?】
隣の芝生は青いといいますが、意味ある在職をしている場合、慣れてくることで自分を過大評価し、さらに社内で誰か転職に成功したなどと聞けばますます、意味のない転職に走りがちです。 もちろん、今よりもいい暮らしがしたい、安心がほしいという理由で転職を考えるのは全うな考えです。ですが、今いる職場を離れてまで行う価値があるのか、そこを考えなければいけません。今の職場よりも年収UPを提示している会社はたくさんあります。しかし、今の会社の自分の環境(ポジション)のまま、新しい会社へシフトするなら、年収だけUPするので意味ある転職にうつるでしょう。しかし、実際はそうではありません。
「●仕事内容 ●人間関係 ●拘束時間 ●通勤時間 など」
あらゆることが変化するのが転職です。今と同じスタイルで働くことができることはまずないと思いましょう。
【転職は成功するものだと思い込んでいないか?】
新人社員の頃から、少しずつ新しい仕事を覚えていく環境とはちがい、転職先ではかなりのスピードをもって実務に入っていかなければいけません。35歳を過ぎると、体力的、精神的にもきついといわれています。もちろん、失敗する転職ばかりではありませんが、転職を一方的に成功すると思い込んで、今の会社の退職を考えているようならもう少し様子をみましょう。
【転職失敗のリスクにも耐えうることができるか?】
転職を考える時、そのようなマイナス思考をもちながら進める人はいないかも知れません。しかし、今の会社を辞めるということは、それだけのリスクが伴っています。家族がいる方などの場合、失敗した時のこともより慎重に考えて行くべきではないでしょうか。
【今の会社への不満は解消できないものか?】
今の仕事に対して不満があるから、転職を考えるのは当然といえば当然です。いくつかの理由をあげてみます。解消の行動を起こせるものがあれば、まずはその活動をすべきではないでしょうか。転職活動よりも楽ですし、安定的です。
【目標は常にかわる~意味のある転職の道は1本ではない】
会社に不満を持つとすぐに転職という最終手段を選択するのはリスクが高すぎます。まずは不満を解消する目標を、小さなものでもいいので持ちながら進んでいくことがコツです。そして、最終手段としての転職が見えてくれば、その時こそ転職活動をすべき時期なのではないでしょうか。
経済の要「銀行」その役割!!
【経済活動と銀行の役割】
経済社会を血液のようにめぐるお金。「人」「企業」「国・自治体」は、お金の流れが止まれば活動がストップしてしまいます。銀行は「人」「企業」「国・自治体」などにお金という血液を送り込む心臓のような存在です。
《経済社会の心臓として銀行が担う役割》
銀行は「お金を安全に保管、管理する」、「お金を貸し出す」など、様々な役割・機能を持って経済活動に貢献しています。
「お金を安全に保管、管理する役割」
銀行は預金としてお金を預かります。
預金する側は火災、盗難などのリスクを回避でき、自分で金庫や警備システムを設置するコストも不要になります。また銀行は預金を企業に融資するなど、運用して収益をあげます。その結果預かったお金に利息をつけて預金者に戻していますが、その間の預かったお金は安全に保管、管理をしています。
「お金の預金という運用手段を提供する役割」
銀行が預金を運用する中で、収益をあげ、その結果預かったお金に利息をつけて預金者に資金を戻します。これは預金者に対して、預金というお金の運用手段を提供していいることと言えます。
《資金調達や決済で社会インフラの中心に》
「お金を貸し出す機能」
銀行に預けられた預金は、お金を必要とする個人や企業、国・地方公共団体に貸し出されます。お金を借りた個人・企業などは銀行に対して利息を支払います。
銀行は、個人・企業などの重要な資金調達機能を担っています。
「お金を決済する機能」
銀行は、振込み、手形・小切手、電子記録債権による決済や、公共料金、クレジットカードの利用代金などの口座振替(自動引き落とし)を行なっています。
この機能により、預金者は支払いや受け取りに伴う時間や労力、現金の運搬に伴う盗難の危険を回避することができ、また遠隔地であってもすみやかに資金の受け渡しができます。
銀行は、支払い決済手段を提供することによって、経済活動を効率化ししています。